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新着情報

2019/05/30

パリの空気感、どこにもない風景。それは素晴らしい時間です。

パリの空気感、どこにもない風景。それは素晴らしい時間です。

岡山市 S様 [パリの空気感を愉しむ家 Casa 068]

築23年の洋館をパリの空気感、どこにもない風景にリノベーションしてもらいました。愛犬ジャンとボルヘスを読み、ジャコメッティを愛でる空間はとても素晴らしい時間です。また、庭いじりや畑仕事を楽しめる我が家はまさにどこにもない風景です。


2019/05/30

娘たちの声を聞きながらパンを焼く素敵な時間に感謝。

娘たちの声を聞きながらパンを焼く素敵な時間に感謝。

岡山市 T様 [空間の変化を愉しむ家 Casa 036]

娘たちとおしゃべりをしながら生地をこね、パンを焼いている時がとても愉しくそして心地よく感じる時間です。キッチンに併設したパン工房は決して広くはありませんが、その分心地よさはとても良いです。食べる人一人ひとりの顔を思い浮かべながら、娘たちの声を聞きながらパンを焼く毎日です。


2019/05/30

カーサ・カレラ的暮らしを毎日実感しています。

カーサ・カレラ的暮らしを毎日実感しています。

岡山市 M様 [自然を感じる家 Casa 063]

そして3年。カーサ・カレラ的暮らしを毎日実感しています。ここで暮らすようになってから、主人とよく季節の話をするようになりました。朝日の変化、木々の移ろい、主人と紫電(愛犬)と私の穏やかな空間です。


2019/05/30

それは不思議な縁の積み重ね。 タフな施主さまが恋い焦がれた海辺のガレージハウス。

それは不思議な縁の積み重ね。
タフな施主さまが恋い焦がれた海辺のガレージハウス。

玉野市 O邸 Casa 040

今回ばかりは、まず、上の写真郡をじっくりと見てほしい。四角いフレームが印象的なバルコニー。整然と並んだ丸い緑の芝生、そしてガレージの愛車。リビングから見渡す瀬戸内海の眺望は、まるで一枚のスクリーン。海と島々と空のみの美しきフレーム。一瞬、ここは客船のキャビン?と錯覚さえ覚えてしまう、絶妙なしつらえはみごとのひと言だ。
今回の施主は、0さま(五五歳・男性)。趣味はダイビング。モルジブ、セーシャルをはじめ世界各地のポイントをめぐる筋金入りのダイバー。そんな海とクルマをこよなく愛するOさまからカーサ・カレラへ寄せられたリクエストはズバリ、「ありきたりの家じゃない家。イメージはリゾートの水上コテージ」だったそう。
「正直、最初は『水上コテージ?う~ん、どうしよう…』でした(笑)。実現するにはワンフロアの広さも必要ですし、何よりロケーションが重要。今回はまず土地探しから始めて、いろんなめぐり合わせがあったおかげで、完成までたどり着きました。もちろん道のりは平坦ではなかったですが、仕上がり具合は『引き渡したくない』と思ったほど。それくらい愛着があります」と木口社長は笑う。

そんな0邸。二階ワンフロアのLDKは、白壁と木目のブラウンの品のある組み合わせ。木口専務がセレクトしたという大ぶりのソファとテーブルのかたわらにはDutch west社製の薪ストーブ。パステルのモザイクタイルを貼り付けた二本の支柱が、シックな空間をワンポイント的に彩っている。「プランの時、木口専務は、私が思うことをいつも先に提案してくれました。要は私の思いをわかってくれていたんですね。でも、もっと感心したのが、だからといってひとつに決めつけず、こちらが選べるよう選択肢を用意してくれたこと。木口社長がよく言う『お客さまになりきる』というのは、こういうことなんだと納得しました」と0さま。「知識もアイデアもある木 口社長と専務に出会えたことが、私にとって何よりも幸せなことでした」と振り返る。

難航した土地取得から始まった家作り。この美しい海辺のガレージハウスはいくつもの「縁」の積み重ねによってできている。それは、まさに奇蹟の家。「縁ひとつ欠けても完成し なかった」と木口社長。そんなさまざまな縁を取り持つのもカーサ・カレラならでは。人と人をつなぐのも家作りの大切なレシピのひとつだ。

このインタビューは『オセラ No.41 爽秋号』に掲載されたものです。

2019/05/30

かつて異国の地を渡り歩いた伝説の特派員が いま、静かに家と庭を慈しむ。ここは、二人が帰るべき家・・・。

かつて異国の地を渡り歩いた伝説の特派員が
いま、静かに家と庭を慈しむ。ここは、二人が帰るべき家・・・。

岡山市 H邸 Casa 066

「主人はね、家とか庭にはまったく興味がないタイプで、それこそ仕事一辺倒。 毎晩、午前さま…(笑)。それがこの家を建ててからは、ひまを見つけては庭い じりにペンキ塗り、私が一番びっくりしています」と奥さま。その話を聞いて、当のご主人のHさんはといえば…「バー ベキューをしたり、のんびりビールを飲んだり…。庭にいる時間が自然に増えたんですよ。そうしたらもっと綺麗にしようかなと思い始めて。ゴルフ場に行ってもプレーよりも、敷石に使える石はないかなぁ、なんて感じで自分でも驚いています」。

津島の街並みを見下ろす小高い丘にあるH邸。青く抜ける空に映えるスペイン瓦、今では貴重な木製サッシにウッドデッキ、各所に配されたトップライト、そして薪ストーブ。よく手入れされた庭の木々と穏やかな家屋のシルエットが、津島の丘にしっとりと溶け込んでいる。「10年20年かけて、ゆっくりと熟成 する家にしたかったんです。10年経っての感想ですか?そうですね、お二人のお人柄でしょうか、月日が育て上げた落ち着きと風合いがありますね。年を重ねるごとにますます素敵になっています」と目を細めるカーサ・カレラの木口オーナー。

最後に。テレビ局に勤務するHさんは、あの湾岸戦争当時、特派員として中東の地に三年、東京に二年滞在した経歴を持つ。当時は四〇代、気力も体力も充実したまさに男として脂の乗りきった頃の話だ。それから二〇年近く経った今、Hさんは忙しい合間を縫っては黙々と汗を流し、庭いじりに精を出す。かつて生と死が瞬時に交錯する 戦いの最前線を、日々駆け回ったHさんが、緑燃ゆるデッキで自ら育てたブドウのひと粒を愛しそうにつまむ姿を見た時、人には帰るべき家が必要なんだなとつくづく思った。そう、カーサ・カレラが手がけたこの家は帰るべき家。無垢なる時間が流れる家。中東、東京、そして岡山へ…。Hさんご夫妻がたどり着 いた、心の安息地なのかもしれない。

このインタビューは『オセラ No.41 爽秋号』に掲載されたものです。